群馬県の高崎アリーナにて、きのう(11日)から第78回全日本体操個人総合選手権が始まっています。きょう(12日)までが予選で、13日に女子、14日に男子の決勝が行われるというスケジュールです。今回の結果は、5月16日~19日に同じ高崎アリーナで行われるNHK杯や、パリオリンピックの代表選考にも関わってきます。どの選手がオリンピックを射止めるかに注目しつつ、展開を見守りたいものです。

 

パリオリンピックの体操競技日本代表は、女子がNHK杯の上位4名+チーム貢献得点で1名の合計5名。男子の5枠は第52回世界選手権個人総合優勝者(橋本大輝選手/パリオリンピック日本代表内定済)と、NHK杯上位2名(橋本選手を除いた順位)、及びチーム貢献得点が2名(うち1名は個人総合10位以内から選ぶ)といった仕組みで決まるのだそうです(日本体操協会公式サイトで4/11確認)。オリンピック本番では、男子は団体、個人総合、種目別いずれもメダルが期待されますし、女子も(男子ほどの成果は期待できないにせよ)出場するからには上位進出の結果を持ち帰りたいでしょうから、最後まで熱い選考レースが繰り広げられて、納得のいく形で代表選手が決定すると喜ばしいものです。