熱戦が続いてきた第96回選抜高等学校野球大会は、きょうが最終日。12:30から決勝が行われ、春の甲子園優勝チームが決まります。

きのう行われた準決勝では、第1試合で健大高崎(群馬)が星稜(石川)を逆転で破り、群馬県勢としては久しぶりの春決勝進出(健大高崎の春決勝は初めて)。第2試合では報徳学園(兵庫)が中央学院(千葉)との競り合いを制し、優勝に王手をかけました。第1試合は1点差、第2試合は2点差決着でしたので、わずかなチャンスをいかにものにするかが、決勝進出のための鍵となった様子がうかがえます。

 

きょうの決勝は今大会多く見られた接戦となるか。それとも大差がついての決着となるか。泣いても笑ってもこれが春の甲子園最後の試合となりますので、両校の選手は全力を出し切ってほしいものですね。勝った場合、報徳学園は2002年第74回大会以来3度目の優勝。健大高崎は初優勝となるそうです。