2024年度の幕開けまで、あと1週間少々となりました。この春高校の卒業を迎え、4月から大学に進学する皆さんは、そろそろ入学式から春学期授業開始まで、どんなスケジュールで進むか気になりだしている頃と思います。

 

新入生のオリエンテーションは概ね、

 

1.入学式

2.全学部学科に共通するオリエンテーション

3.学科ごとのオリエンテーション

4.任意参加のオリエンテーション

5.プレースメントテスト(必修の英語をレベル別のクラス分けで実施している大学のみ)

6.健康診断

 

以上のような内容です。もちろん、大学によって詳細は異なります。

 

筆者が資格取得のために通った大学では、公式サイト(3/23アクセス)に新入生向けのオリエンテーション関連情報を公開。全員が必ず参加しなければいけないものと、希望する学生のみが参加するものとを明確化していました。健康診断、英語のプレースメントテスト、教科書購入方法やおすすめのパソコン等の案内、通学定期券や奨学金等の案内といった、年度替わりに大切な情報も網羅されていました。

新入生が入学直後にどんなことをしなければいけないかを、年度が替わる前にざっと予習しておけるよう、配慮が施されているのはありがたいものですね。

 

ちなみに筆者が大学生の頃は、インターネットがまだ普及し始めたばかりの頃でしたから、大学の公式サイトは現在ほど充実していませんでした。そのため、オリエンテーションの日程は入学前に示されていたものの、実際にどんな行動をとるかは、入学式で資料一式をもらうまでは予測できませんでした。教科書の購入方法はもらった資料一式には一切記されていなかったため、学科準備室のスタッフに訊きにいったことを覚えています。事前に流れを予習できず、しかも参考になる情報を持っている人が身の回りにいない(大学へ行くのは、家族の中で筆者が初めてだった)状況下、慣れるまでかなりの不安とプレッシャーを感じながら過ごしていました。