ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」のCDを注文しました。筆者にとってブルックナーは苦手な作曲家ではありますが、生誕200年に合わせ1曲だけでも交響曲を聴いてみようかと思ったことがきっかけです。

 

「ロマンティック」のCDは2種類を注文しました。ひとつはクリスティアン・ティーレマン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。1880年第2稿のハース版(1936年出版)です。もうひとつは、飯守泰次郎指揮東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団による演奏。1878/80年稿のノーヴァク版(ノヴァーク版とも)です。

ブルックナーの交響曲は、ハース版、ノヴァーク版等複数の楽譜の版があり、内容も版によって異なるといった特徴があります。そこでハース版、ノヴァーク版それぞれからひとつずつ、合計2つ注文すれば聞き比べも楽しめるのではといったのが、筆者の印象です。

 

東京シティ・フィルが録音した「ロマンティック」は3月のリリースなので、筆者の手元に届くのは、ウィーン・フィルが録音したハース版が先になります。