カタールで開催中のAFCアジアカップは、ベスト4が出揃いました。顔ぶれはヨルダン、韓国、イラン、カタールで、韓国以外全て中東勢です。チーム事情や時の運も勝敗には影響しますが、開催地が中東であることから、会場の雰囲気が「中東勢を応援しよう」となってしまっているのでしょうか。完全アウェーの雰囲気で試合をしなければならなかったチームの皆さんは、異様なムード下で試合の主導権を握る、あるいは試合に勝ちきる難しさを実感していることと思います。

 

サッカー日本代表「SAMURAI BLUE」は、準々決勝でイランに1-2で不覚を取り、今大会の挑戦を終えました。先手を取ったものの追いつかれ、最後の最後でひっくり返されたという大変惜しい内容だったようですね。毎回きっちり決勝トーナメントに進み、よい結果を残すということは、どのチームであってもそう簡単にはできない様子がうかがえます。SAMURAI BLUEの皆さんは、今回カタールで得た成果を、3月に再開するワールドカップ予選にぶつけてほしいものです。

 

AFCアジアカップ今年の準々決勝4試合は、90分決着2試合、延長決着1試合、PK決着1試合の割合でした(大会公式サイトで2/4確認)。90分もしくは延長で勝敗が決まった3試合は全て1点差決着。会場で、またテレビやネット配信で見たファンは、しびれる展開に興奮したことでしょうね。