30日、東京マラソン2024(3月3日開催)の招待選手が、大会公式サイトで発表されました。同マラソンはMGCファイナルチャレンジ男子の最終レース。パリオリンピックの切符を獲得する条件は、2:05:50を上回り、なおかつ記録をクリアしたランナー中で最も速いタイムを出すことです。東京マラソンは記録の出しやすい高速コースであるため、今回の招待選手の顔ぶれはかなり豪華。有力選手が集い、好レースが期待されそうです。

 

東京マラソンの国内招待選手男子は、

 

・鈴木健吾選手 自己ベスト2:04:56(日本記録

・山下一貴選手 自己ベスト2:05:51

・其田健也選手 自己ベスト2:05:59

・細谷恭平選手 自己ベスト2:06:35

・西山和弥選手 自己ベスト2:06:45(初マラソン日本最高

・池田耀平選手 自己ベスト2:06:53

 

以上の顔ぶれ。うち、MGCを走ったランナーは鈴木、山下、其田、細谷4選手で、完走できたのは山下選手だけ。よって、日本の男子招待選手はほぼ「MGCの雪辱戦」といった気持ちで臨んでくる格好です。西山選手は世界陸上明け、池田選手はアジア大会明けでもあったことから、MGCを走らずファイナルチャレンジで代表を狙うといった作戦ですね。

 

設定記録は山下選手の自己ベストより1秒速いだけですから、山下選手は「自己ベスト更新ならばオリンピックの切符を取れる」と、意気込んでいることでしょうね。今回もイチタカスマイルが見られるでしょうか?