第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)は、8日の決勝をもって閉幕を迎えました。新型コロナウイルス感染症の5類移行により、4年ぶりに全日程において応援団の声援が飛び交う中、大会が行われたことは、選手も関係者も喜びひとしおでしょうね。
決勝の結果は(数字はセットカウント)、
〈男子〉
駿台学園高校(東京) 3-0 福井工業大学附属福井高校(福井)
☆駿台学園高校は高校選手権連覇。
〈女子〉
就実高校(岡山) 3-0 下北沢成徳高校(東京)
☆就実高校は2022年1月開催の春高以来の高校選手権獲得。
男女ともストレートでの決着となりました。
駿台学園高校は前回の春高も制覇、昨夏のインターハイでも優勝していることから、追われる立場で何かと苦しかったり、辛かったりしたことも多々あったと思います。それでも春高決勝自体が初めてという福井工業大学附属福井高校の挑戦を(もつれる展開はありながらも)退け、高校選手権連覇を達成したのは素晴らしいものですね。
就実高校は前回、岡山県代表になりながらコロナの影響で棄権を余儀なくされるといった悔しい経験を味わいました。今回は雪辱戦、何が何でも全国制覇をといった気持ちを持ち続けての、嬉しい頂点です。