乳幼児対象の5種混合ワクチンが、来年4月から定期接種化されるとのニュースを読みました。従来の4種混合(百日咳、ジフテリア、破傷風、ポリオ)に、インフルエンザ菌b型(ヒブ)が追加される混合ワクチンなのだそうです。生後2か月から7歳半までの間に、計4回接種する(初回接種が3回。3回目を終えてから1年経過後に4回目を受ける)といったやり方は、4種混合と変更はないとのことです。

予防接種は、法律(予防接種法)の改正があるため、最新情報を把握しておく必要があります。子育て中の皆さんは母子手帳にしっかりと接種の記録をつけ、抜かりないよう気を遣っていることでしょうね。

 

ちなみに筆者の子ども時代(40年以上昔ですけれども…)は、3種混合ワクチン(百日咳、ジフテリア、破傷風の混合ワクチン)の接種。ポリオは生ワクチンを飲む(腕に注射ではない)といった方法で予防していました。3種混合ワクチンの接種時期・頻度は4種混合と同じです。筆者の住む地域では当時、小児科での個別接種ではなく、保健センターでの集団接種といったやり方が採用されていました。