V.LEAGUE1部V1と、2部V2の入替え戦に当たる「V・チャレンジマッチ」が、8日~9日に行われました。例年通り、男子はV1・10位とV2・1位、V1・9位とV2・2位の顔合わせ。女子はV1・12位とV2・1位、V1・11位とV2・2位の顔合わせで、2試合実施。勝利数→勝ち点→セット率→得点率の順で残留か昇格・降格かが決まるといった内容です。

 

男子はヴォレアス北海道(V2・1位)が大分三好ヴァイセアドラー(V1・10位)に第1戦3-2、第2戦3-1(数字はセットカウント。結果はV.LEAGUE公式サイトで4/10確認)で連勝。ヴォレアスは3度目のチャレンジマッチ挑戦で、念願叶っての嬉しい昇格権獲得だそうです。昨シーズンは昇格に王手をかけながら、あと一歩が届かない結果だっただけに、今回の昇格は選手、関係者、ファンいずれも、喜びひとしおのことでしょうね。

VC長野トライデンツ(V1・9位)は富士通カワサキレッドスピリッツ(V2・2位)に、2試合とも3-1で勝ち、残留を決めています。

 

女子に目を転じましょう。

V1・11位の岡山シーガルスは残留決定。V2・2位の群馬銀行グリーンウイングスに第1戦3-0、第2戦3-1で連勝し、V1チームの底力を十分見せつけたチャレンジマッチだったようです。

入れ替えが起きたのは、V1・12位のヴィクトリーナ姫路とV2・1位のプレステージ・インターナショナルアランマーレとの間です。アランマーレが初戦はフルセット、2戦目はストレートで姫路を破る大金星(と言えるでしょうね)をあげ、V2初優勝の勢いに乗ったまま、一気に昇格権を獲得という、素晴らしいシーズンの幕切れとなりました。山形のバレーボールファン(アランマーレは、山形県酒田市が本拠地)も、パイオニアレッドウィングス以来のV1チーム誕生に、嬉しい気持ちでいっぱいのことと思います。