2022年のMLBポストシーズンも、第3段階のリーグ優勝決定戦(7戦4勝制)を迎えました。いよいよワールドシリーズが目前に迫り、リーグ制覇をするのはどのチームか、ファンは予想を立てながら試合展開に一喜一憂していることと思います。

 

今年のポストシーズン経過ですが(MLB公式サイトで10/19確認。AL:アメリカンリーグ、NL:ナショナルリーグ)

 

〈ワイルドカードゲーム(3戦2勝制)〉

・クリーブランド・ガーディアンズ(AL中地区優勝)  2勝-タンパベイ・レイズ(ALワイルドカード3位) 0勝

・シアトル・マリナーズ(ALワイルドカード2位) 2勝-トロント・ブルージェイズ(ALワイルドカード1位) 0勝

・フィラデルフィア・フィリーズ(NLワイルドカード3位) 2勝-セントルイス・カーディナルス(NL中地区優勝) 0勝

・サンディエゴ・パドレス(NLワイルドカード2位) 2勝-ニューヨーク・メッツ(NLワイルドカード1位) 1勝

 

〈プレーオフ地区シリーズ(5戦3勝制)〉

・ヒューストン・アストロズ(AL西地区優勝) 3勝-シアトル・マリナーズ 0勝

・ニューヨーク・ヤンキース(AL東地区優勝) 3勝-クリーブランド・ガーディアンズ 2勝

・サンディエゴ・パドレス 3勝-ロサンゼルス・ドジャース(NL西地区優勝) 1勝

・フィラデルフィア・フィリーズ 3勝-アトランタ・ブレーブス(NL東地区優勝) 1勝

 

NLは地区優勝3チームがプレーオフ地区シリーズまでで全滅。ワイルドカード2位のパドレスと、同3位のフィリーズがリーグ優勝決定戦に勝ち上がるといった下剋上の様相です。一方ALは、アストロズとヤンキースがリーグ制覇をかけて争うので、レギュラーシーズンの勝率1位と2位が順当に勝ち上がった様子がうかがえます。

シアトル・マリナーズが、今シーズンは久々にポストシーズンへ登場。ワイルドカードゲームを突破する活躍を見せたのには、ファンもシアトルの皆さんも喜びひとしおのことでしょう。

 

パドレスのダルビッシュ有投手がポストシーズンで好投し、ワイルドカードゲームと地区シリーズで1勝ずつあげているのは、素晴らしいものです。リーグ優勝決定戦では第1戦に投げて、相手を3安打2失点に抑えながら、打線の援護がなかったのが残念です。

ダルビッシュ投手の次回登板はどの試合になるでしょうか。好投する姿を今シーズン、もう一度見たいという皆さんも多いことでしょうね。