西関東吹奏楽コンクールは、金賞や代表のほとんどが埼玉県勢であることから分かるように、毎年埼玉県代表が大活躍するといった傾向の強いコンクールです。今年の第28回においても、小学生、中学校A、大学、職場・一般4部門の金賞は全て埼玉県の団体が獲得。全日本吹奏楽コンクールの西関東代表も全部埼玉県勢が射止める活躍ぶりでした(☆)。

 

他県勢に目を転じましょう。「埼玉県勢に負けてはいられない。自分たちもベストを尽くしてよい演奏を聴かせよう」と精進した成果が出た団体が多かったようですね。中学校Bの部では群馬県が3校、新潟県が1校。高校Bの部では群馬県が2校、新潟県と山梨県が1校ずつ、金賞に輝いています(ちなみに埼玉県は、中学校Bの部で5校。高校Bの部で2校が金賞)。この調子で、西関東に出場する4県全ての代表のレベルが上がっていくと、喜ばしいものですね。

 

☆西関東吹奏楽連盟公式サイトで9/13確認。なお、東日本学校吹奏楽大会の西関東代表は、群馬県の学校からも選ばれています(中学校Bの部では埼玉県4校、群馬県2校の計6校。高校Bの部では埼玉県2校、群馬県1校の計3校が、東日本学校吹奏楽大会へ)。