全国で最も早く吹奏楽コンクール支部大会が行われるのが北陸です。今年も例年通り、北陸が最も早い日程です。
第63回北陸吹奏楽コンクールは、8月12日(金)~14日(日)の日程で、金沢歌劇座(石川県立音楽堂とは別)を舞台に開催。12日は中学校Bと高校B。13日は小学校、中学校A、大学。14日は職場・一般と高校Aの審査が行われました(日程、会場、結果は全て北陸吹奏楽連盟公式サイトで8/14確認)。
お盆とコンクールが重なる日程でもありましたから、中学校や高校は県大会後もみっちりと練習を続けてのステージ。大学は定期試験を終え、夏休みを迎えて間もなくの本番。職場・一般はお盆休み中に大切な舞台を迎えるといった状況でしょうか。賞に関係なく、日頃の成果を出し切れたのであれば、喜ばしいものですね。
めでたく全日本吹奏楽コンクールの切符を射止めたのは、
〈中学校〉
・津幡町立津幡南中学校(石川)
・南砺市立福野中学校(富山)
〈高校〉
・高岡商業高校(富山)
・金沢桜丘高校(石川)
〈大学〉
富山大学(富山)
〈職場・一般〉
・ムジカグラート氷見(富山)
・ソノーレ・ウィンドアンサンブル(福井) ☆鯖江市が拠点(団公式facebookより)
以上の団体。県別に見ると富山4、石川2、福井1で、今年は富山県勢の活躍が光ったようですね。
高校の部全国大会常連の武生商工高校(福井)と、職場・一般の部全国大会常連の百萬石ウィンドオーケストラ(石川)は、共に北陸大会銀賞にとどまり、涙をのむという結果だったそうです。しっかりとした音楽を作り上げても、代表に選ばれるとは限らないという様子がうかがえます。