筆者が卒業した高校は、「今日の授業」光景が写真付きで公式サイトにアップされています(毎日更新ではありませんが)。生徒や先生に対しては、教室の様子がWeb上に公開されることもあるので、了承して欲しいと年度初めにきちんと話がなされているのでしょうね。

授業光景がサイトに載ることで、親御さんは「現代の高校はこういった雰囲気なのだ」と子どもの学びの様子を把握しやすくなる。進学希望の中学生は、「自分もこういった雰囲気の下で学んでみたい」と、関心度が増す。こういった利点がありますね。

 

母校公式サイトの「今日の授業」を眺めていたところ、22日付でアップされた、とある教室の授業光景に興味をそそられました。日本の政治に関する内容を学んでいたようで、この日は日本の政党がテーマ。生徒が教科書や図表、ホワイトボードに映し出されていたスライドを見つつ、理解を深めている様子が生き生きと伝わってきました。偶然とはいえ、参議院議員選挙公示の日にタイムリーなネタで授業がなされていたところが印象的でした。ちなみに、この授業は3年生のクラスで行われていたようです(☆)。

 

☆政治の仕組みは、公民科の「現代社会」、「政治・経済」、「公共」で学習する。筆者の母校では、2021年度入学生まで(=2年生、3年生)は、理系クラスが「現代社会」で。文系クラスは「政治・経済」で、いずれも3年次に学ぶ(学校公式サイト掲載の「教育課程」より。6/23アクセス)。2022年度入学生(=1年生)以降は「公共」で、2年次に学ぶ(学校公式サイト掲載の「学校案内」より。6/23アクセス)。