きのう(1日)に民法が改正され、成人年齢が18歳に変わりました。

当ブログ1月11日の記事でも触れたように、2002年4月2日~2004年4月1日に生まれた皆さんは、きのうをもって成年に達しています。2004年4月2日以降に生まれた皆さんは、18歳の誕生日で成年に達することになっています。

成人年齢が2歳若くなるということは、その分「大人としての責任ある行動」が、早くから求められるということになるわけですね。成年に達することでどんなことができるようになるのか。また、どんなトラブルに巻き込まれる危険性があるか等、(できることならば高校入学のあたりから少しずつ予習して)きちんと認識しておくことが大切になってきている様子がうかがえます。

 

今年入学する高校1年生からは、公民科の授業で「公共」が必修となります(☆)。「公共」は、主権者教育を充実させるべく、指導要領が変わることに合わせて新設された科目のようです。大人として最低限抑えておきたいことが多数まとめられていることでしょうから、生徒の皆さんはぜひ、真剣に学んで欲しいものです。

 

☆高等学校公民科は、教科が新設された1994年度入学者以降、昨年度の入学者まで「現代社会」1科目か、「倫理」と「政治経済」の2科目が必履修であった。筆者は高校時代、「現代社会」を履修している。なお筆者の在学当時は20歳で成年に達する時代で、有権者になる年齢も20歳であった(よって筆者が高校で主権者教育を受けた記憶はない)。