マグニチュード9の地震が大地を揺らし、広範囲で大惨事となった東日本大震災の発生は、2011年(平成23年)3月11日14時46分のことでした。
この震災は想定を超える規模の被害が出たことで、以後「想定外」が許されないといった世の中になりましたよね。日頃からできる備えをできるだけきっちりしておくことが、災害時を生き延びる知恵だと身をもって実感した皆さんも多いことでしょう。
福島第一原発事故も発生し、震災を機に「脱原発」あるいは「卒原発」といった運動も広く行われるようになったのも、記憶に新しいところです。
きょうは3・11から10年。震災で犠牲になった人々を偲びつつ、防災に対する認識を新たにしたいものですね。また、小学生以下の世代は震災のことを知らない世代ですので、大惨事を経験した世代がしっかり語り継ぐことも大切だと言えます。