東京・千駄ヶ谷の東京体育館にて熱線が行われてきた第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)。新型コロナウイルスの影響で無観客試合(リモートマッチ)となったり、準決勝直前に首都圏1都3県に対し緊急事態宣言が出されたり等ありましたが、何とか決勝までこぎつけられたので、大会関係者もほっとしていることでしょう。

 

決勝の顔ぶれは、

 

〈女子〉

大阪国際滝井高校(大阪)-就実高校(岡山)

☆勝った場合、大阪国際滝井高校は1991年静岡インターハイ以来の、就実高校は1995年島根インターハイ以来の高校選手権獲得。

 

〈男子〉

駿台学園高校(東京)-東福岡高校(福岡)

☆勝った場合、駿台学園高校は2017年1月開催の春高以来の、東福岡高校は2016年1月開催の春高以来の高校選手権獲得。

 

女子で大会連覇がかかっていた東九州龍谷高校は、準決勝にて大阪国際滝井高校にストレートで不覚。準々決勝までの勢いが滝井によって止められる格好になりました。「とうりゅう」の選手は毎回きっちり勝ち続ける難しさをかみしめながら、会場をあとにしたことと思います。来年の巻き返しに期待しましょう。

 

泣いても笑っても、きょう10日に行われる決勝で今大会が終わります。選手の皆さんには、今までがんばってきたことを全部出し切るつもりで試合をすると共に、決勝の舞台を存分に楽しんで欲しいものです。