令和最初の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)バレーボール競技に関し、触れましょう。今年は「感動は無限大 南部九州総体2019」(高体連公式サイト、7/10アクセス)。鹿児島、熊本、宮崎、沖縄の4県を舞台に、高校生アスリートがしのぎを削る大会です。バレーボールは男女とも宮崎県での開催。男子は都城市とえびの市。女子は都城市と小林市で試合があるそうです。

 

インターハイにおけるバレーボールは、今年から代表校の数が減少しているのが特徴的です。昨年までは、「北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県は男女各2校。その他の府県は男女各1校。大会開催地は男女各1増」という代表枠でした。今年は、

 

〈男子〉

代表枠2校→東京都、宮崎県。

代表枠1校→その他の道府県。

 

〈女子〉

代表枠2校→北海道、東京都、神奈川県、大阪府、宮崎県。

代表枠1校→その他の府県。

 

と変化しています。より競争率を高めてスリリングな試合がたくさん展開されるようにという関係者の思惑があるためなのか、バレーボール部員が減少している(特に男子)ためなのか、事情は分かりかねますが。枠が減った地域のバレーボール部員は、予選の戦い方をこれまでとは変えなければならず、何かと苦労が多かったことでしょうね。

 

晴れて頂点に立ち、秋の国体、そして正月の高校選手権(春の高校バレー)へ向けて勢いをつけるチームは、どの学校になるでしょうか。