ぴょんぴょん飛び跳ねるノミ。
このノミは、もともと1メートル以上ジャンプする能力があるそうです。
このノミをつかまえて牛乳瓶に入れて蓋をしめる。
そうすると、ノミは脱出しようと試みますが、蓋があるので脱出できません。
何度も何度も蓋に頭をぶつけます。
このまましばらく放置しておくと、蓋を外してもこのノミはビンの高さまでしか飛べなくなります。
本当はもっと飛べるのに…
なぜ、そうなってしまうのかというと、ノミの中にこれ以上飛ぶのは無理、というブロックができてしまうためです。
メンタルトレーニングの専門家である西田文郎さんは、これを「否定的錯覚」と言ってます。
否定的錯覚があれば、その逆の「肯定的錯覚」もあります。
うまくいっている人の多くは、この「肯定的錯覚」をしている人。
自分はできる!と肯定的錯覚をしていると、脳はそれが正しいと認識して徹底的にやり遂げようと動き出すのです。
逆に、否定的錯覚をしていると、できると思えないので、行動力もなくなり現状維持に甘んじてしまうのです。
牛乳瓶に入れられたノミと同じ否定的錯覚をせず、「自分はできる!」と肯定的錯覚をしたほうが楽しそうですね。
もしかしたら、お金をかけずに自分を成長させる最高の方法かもしれません。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
