人生の転機 | 笑顔を引き出す心のスイッチ

笑顔を引き出す心のスイッチ

このブログを読んでくれたかたが、
ちょっとだけやる気が出た!
ちょっとだけ心が軽くなった!
ちょっとだけ笑えた!
と思ってもらえるようなブログになれば、と思っています。

おはようございます!


ある日本人の青年が、アメリカに行きました。


伊万里焼の大問屋に生まれ育った彼は、アメリカで焼き物の販売をするためです。


でも、思うようにいかず


「どうしたらいいんだろう?」


と公園のベンチに寝そべって悩んでいました。


すると、1枚の紙くずが飛んできて彼の口元に貼りついたのです。


慌てて紙を取ろうとしたとき、彼はあることに気づきました。


「甘い!」


紙くずが甘かったのです。


ふと、飛んできたほうを見ると、子どもたちがキャラメルを食べていました。


飛ばされてきた紙くずは、キャラメルの包み紙だったのです。


彼はその時「これだ!」と思いました。


アメリカで伊万里焼を売る代わりに、日本でキャラメルを売ることをひらめいたのです。




この人物は、森永製菓の創業者、森永太一郎さんです。


紙くずが少しでもズレていれば、森永製菓という会社はなかったかもしれないし、僕らがキャラメルを食べるということもなかったかもしれません。


1枚の紙くずが「転機」になったのですが、「転機」というのは「機会が転がっている」と読むこともできます。


ただ、それに気づけるかどうか?


そして、それを活かせるかどうか?


それはその人次第。


もしかしたら、チャンスは目の前に転がってるかもしれませんね。

(参考文献:『「おまかせ」で今を生きる』 高島亮さん著)


今日も最幸の一日をお過ごしください!