おはようございます!
ある日の昼下がり、あなたは電車に乗っていました。
車内は全員が余裕で座れる空き具合。
車内には日差しが降り注いで、とても心地良く思わずウトウトしてしまうような気持ちよさです。
とある駅についたとき、お父さんらしき人と子どもが3人乗ってきました。
すると、3人の子どもは大声で騒いだり、走り回ったり…
あなたはもちろん、周りの乗客も迷惑そうにしています。
でもお父さんは、子どもに注意することもなく1点を見つめてボーっとしているだけ。
あなたはイライラ度がマックスになりました。
さて、こんなときあなたならどうしますか?
これは「7つの習慣」の著者、スティーブン・コビー博士が実際に経験したお話です。
コビー博士は、このお父さんに向かって言いました。
「子どもたちが騒いでますよ、なんで注意しないんですか?みんな迷惑してますよ」
すると、このお父さんは
「あっ、大変失礼しました。実は…妻が先ほど病院で亡くなったんです。あの子たちの母親が亡くなったものですから、この先いったいどうすればいいのか…」
この言葉を聞いた瞬間、コビー博士からは今までのイライラ感は一瞬で消え去りました。
そして、このお父さんに向かって「何かお手伝いできることはありますか?」と言ったそうです。
