おはようございます!
「東京都のマンホールの数はいくつあるでしょう?」
そんなこといきなり言われても、想像しようがないですよね。
普段、あまり意識しないマンホールの蓋。
雨上がりに自転車に乗っていると、マンホールの蓋の上は滑りやすく、気をつけようと意識します。
そうすると、マンホールの数の多さに驚かされます。
さて、想像しようがないこのような問いに対して、フェルミ推定という方法を用いてある程度の数字をはじき出すことが可能です。
①東京都の人口=約1,400万人。
②世帯数=東京は一人暮らし世帯が多いので、だいたい人口の半分の700万世帯かな、と推定します。
③上下水道の普及率=これはほぼ100%でしょう。
④マンホール一つにつき、何世帯分の処理が可能か?=1つのマンホールにつき、10世帯分処理可能かな、と推定します。
そうすると、
14,000,000÷2×100%÷10=70万個と推定されます。
正解は、東京のマンホールの数は約50万個。
推定値とは20万個の差がありますが、想像もつかないところからスタートした割にはなかなかの線だと思います。
入社試験などでも想像するのが難しいような問題が出題されます。
その時に、この推定方法である程度の数字をはじき出すことが可能なのです。
あくまでも、正解を出すことに意味があるのではなく、その推論方法が重視されるのです。
皆様のお住まいの地域のマンホールの数や信号機の数など、考えてみてください。
いい頭の体操になりますよ!
今日も最幸の一日をお過ごしください!
