おはようございます!
作者不詳の『おかげさまで』という詩を紹介します。
『おかげさまで』
夏が来ると冬がいいと言う
冬が来ると夏がいいと言う
太ると痩せたいと言い
痩せると太りたいと言う
忙しいと暇になりたいと言い
暇になると忙しい方が良いと言う
自分に都合の良い人は良い人だと褒め
自分に都合が悪くなると悪い人だと貶す
借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる
金を持てば 古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば 親さえも邪魔になる
衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満に明け暮れ
隣を見ては愚痴ばかり
どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるが良い
いったい自分とは何なのか
親のおかげ
先生のおかげ
世間様のおかげの塊が自分ではないのか
つまらぬ自我妄執を捨てて
得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう
おれが おれがを 捨てて
おかげさまで おかげさまでと
暮らしたい
なかなか考えさせられる詩ですね。
おれがおれがという我を捨てることはできそうもありません。
でも、『おかげさまで』という気持ちは忘れてはいけないですね。
昨日は脳梗塞から退院後、3回目の病院での検査でした。
おかげさまで、特に問題もなく元気に過ごせてます。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
