おはようございます!
世界一の鉄鋼王と言われたアンドリュー・カーネギー。
彼の資産は1番多い時、今の日本円にして約15兆円だったそうです。
この15兆円…1日に100万円ずつ使ったとしたら、15兆円を使い切るのに何年かかると思いますか?
なんと、41,095年と325日です。
すごいですね!
アンドリュー・カーネギーは、少年時代からその才覚を発揮します。
ある日、お母さんとカーネギー少年は町に買い物に行きました。
果物屋さんに入った時、お店の人がカーネギー少年に言いました。
「坊や、さくらんぼを一掴みだけサービスしてあげるよ」。
でも、カーネギー少年は手を出しませんでした。
お店の人が、「さくらんぼは嫌いなの?」と聞きます。
カーネギー少年は「嫌いじゃない」と答えます。
すると、お店の人がさくらんぼを一掴みしてカーネギー少年に渡しました。
お店を出てから、母親が「なぜ、さくらんぼを自分で取らなかったの?」と聞くと、カーネギー少年はこう答えました。
「だって、僕が取るより、お店の人が取ったほうが手が大きいからたくさんもらえるでしょ」
さすがですね、カーネギー!
「どうしたら少しでも多くもらえるか?」
一瞬にして頭を使って考えたのです。
お金を稼ぐ力は、小さいときから培われていたのですね。
ちなみに、アンドリュー・カーネギーは晩年、こういう信念を持っていました。
「お金を残して死ぬことほど恥ずかしいことはない」
それを証明するかのように、カーネギーホールや約1,800ヶ所の図書館を寄贈。
人生を終える時には、手持ちの資産はほんの少しだったそうです。
まさにお金を生き金として使ったのです。
カーネギー少年のように、頭を使って豊かになりたいものですね。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
