おはようございます!
オランダ人のモンデルマンという交通工学者が以前、おもしろい実験をやりました。
信号機、ガードレール、縁石、スピード防止帯、さらには車線や標識など、交通を規制するものをすべて撤去しました。
すべて撤去したので、町は芝生と噴水だけになったそうです。
その結果どうなったかというと…
1年後、交通量が増えたにもかかわらず、渋滞は緩和され、交通事故も半減したそうです。
そんな実験を実施した彼のお気に入りの遊びは、目を閉じたまま、後ろ向きで歩いて、混雑した広場を通り抜けること。
不思議と誰にもぶつかることはなかったそうです。
なぜなら、周りの人たちが彼を避けてくれるから(笑)
町の住民たちは、以前より危険を感じることが多くなった、と答えたそうです。
これこそ、まさにモンデルマンの望んでいた答え。
つまり「安全性が低くなったことが功を奏した」と。
「自分で自分を守るという意識が希薄になっている」
「人間は何かに守られているという感覚がなくなると、自らの行動にもっと責任を持つようになる」
これが彼が導き出した答えなのです。
(引用: 『まじめなのに結果が出ない人は「まわりと同じ考え方をしている」という法則』三笠書房)
今の日本は守られてる、という意識が強過ぎるかもしれません。
日本は治安が良い、交通ルールをみんなが守る…。
そんなことありません。
変な事件が起きてるし、交通事故だってあちこちで発生してます。
「守ってくれる」ではなく「自分で守る」という意識を強くしないといけないかもしれませんね。
ジャイアンツが負けて、今年のシーズンが終わりました…。
野球のない生活が約半年続くのかと思うと寂しい限りです。
でも、この半年楽しませてくれてありがとうございました。
来年は強いジャイアンツの復活を期待します!
今日も最幸の一日をお過ごしください!
