おはようございます！
グリム童話の「こびとのくつや」。
ご存知の方も多いと思います。
とても親切なおじいさんとおばあさんのいる靴屋さん。
ボロボロになった靴を見ると、お金を受け取らないで直してあげていました。
お金を受け取らなかったので、どんどん貧乏になってしまいます。
いよいよ底をつきかけ、修理する革も最後の１枚になってしまいました。
おじいさんが寂しそうに言いました。
「最後の１枚になってしまったなぁ…」
すると、おばあさんは
「最後まで素敵な靴を作りましょう」
と笑顔で励ましました。
翌朝目が覚めると、立派な靴が置いてありました。
次の日も、その次の日も…。
おかげでお店は大繁盛。
不思議に思ったおじいさんとおばあさんが夜中に起きてみると、裸の小人たちが楽しそうに靴を作っているのです。
翌日、二人はお返しに小さなかわいい服と靴を作ってあげました。
夜中に出てきた小人は、それらを身に付け嬉しそうに踊っていました。
心温まる物語です。
寝ている間に小人たちが出てきて働いてくれる…
これは嬉しいし、助かりますね！
でも、小人はただでは出てきてくれません。
さて、小人が現れる条件とは何でしょう？
それは「与える精神」です。
おじいさんとおばあさんは、見返りを求めず困っている人の靴を直してあげた。
そういう精神で働いていたので、小人が現れてくれたのです。
小人さんに助けてもらうために、「与える精神」で仕事する…
いやいや、それでは見返りを求めちゃってるのでダメですね。
まずは見返りを求めず、「与える精神」で心を込めて仕事をする。
それが大事なのです。
今日も最幸の一日をお過ごしください！