おはようございます!
平成3年、大きな台風が東北地方を襲いました。
電柱は倒れるわ、建物は損壊するわ、それはもう大変な被害でした。
そんな中、青森のリンゴ農家も大きな被害を被ります。
約9割のリンゴが出荷不能の状態に…
多くのリンゴ農園の人が出荷不能のリンゴを嘆きました。
でも、ここで一人のリンゴ農園の経営者が残った1割のリンゴに目を向け、あるアイディアを出したのです。
どんなアイディアかというと…
残った1割のリンゴに名前を付けました。
『落ちないリンゴ』と。
そして、受験生の縁起物として全国8ヶ所の神社に出荷したのです。
結果はどうっだかと言うと、1個1,000円だったにもかかわらず、あっという間に完売!!
9割のリンゴが落ちて出荷不能状態になったときに、
「どうしよう…」とただ途方にくれた人と
「どうしたら売れるか?」と思考を伸ばした人。
このちょっとした捉え方の違い。
これが大きな差となったのです。
問題が起こったとき、ルパン三世がよく言ってましたね…
「おもしろくなってきたぜ、次元」
思考を止めずに、思考を伸ばす。
そうすれば、解決策は必ず出てくるのです。
なぜなら、神様は僕らに乗り越えられない問題は与えないからです。
今日も最幸の一日をお過ごしください!

