おはようございます!
ひすいこたろうさんに教えてもらったお話です。
江戸時代に1,000人の弟子がいて、100%当たるといわれた天才占い師がいました。
名前は水野南北。
天下の人相見と言われていました。
体の相を見るだけで、相手がどんな性格なのか、どんな運命をたどるのか、手にとるように的確に見抜いたそうです。
その的中率は、なんと95%!!
そんなすごい的中率を誇っていた彼ですが、実は彼本人はものすごく貧相。
こんな人。
弟子からはこんなことまで言われたそうです。
「先生の相を拝見すると、何一つ良いところがありません。顔はせせこましいし、身体のどこを見ても先生にふさわしい相がないんですけど」
それでもそんなことお構いなしに、彼は100%の的中率を目指します。
そして彼は、伊勢の五十鈴川で50日の断食荒行を行いました。
その時に突如、インスピレーションがやってきたのです。
『人の命運は総て食にあり』
「相」ではなく、「食」にたどり着いたのです。
そして、これをやっていれば、絶対に運が衰えることはないというもの…
それは「食べ過ぎないこと」
つまり『少食』
この悟りを開いてからは、運がどんどん開け、財もなし、短命の相だったにもかかわらず、75歳まで生きたのです。
そして、皇室のごひいきを受け、「大日本」および「日本中祖」の称号を贈られています。
「人格は飲食の慎みによって決まる」
~水野南北~
あー…今日から大盛りはやめるべきか…
今日も最幸の一日をお過ごしください!
