おはようございます!
世界最高峰の山に登ることを目標にしていた、ある登山家のお話です。
彼は努力を続け、あと少しで世界最高峰の頂上だ!というところまで来ました。
そして、翌朝の登頂のためにテントを張り、その夜は眠りにつきました。
ところが、急に天候が悪化。
何日も何日も足止めをくらい、ついに食料も燃料も尽き果ててしまいます。
「もう無事に戻ることはできない…」
そう覚悟を決めたとき、家族の笑顔を思い出しました。
おしゃれに興味を持ち始めた小学生の娘のこと。
家に帰ると、真っ先に「パパ、お帰りなさい」と駆け寄ってくる幼稚園の息子のこと。
いろいろと心配してくれた妻のこと。
そんなことを思いながら、意識を失ってしまいます。
でも幸いなことに、別の登山家によって奇跡的に救助されました。
助けてくれた登山家から、
「もう少しでしたね。今度こそ頂上目指して頑張ってください」と言われました。
そう言われた、彼はこう答えました。
「世界一の山に登ることよりも大切な目標に気付きました。本当の目標はもっと身近にあった。それは家族を幸せにすることだった」
夢や目標がない…
という人がいますが、夢や目標は壮大ものでなくても構わないのです。
夢や目標は身近なところにあったりするものです。
というか、足元を固めることこそが、大事なんでしょうね。
まずは、自分の足元を見つめてみるのもいいかもしれません。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
