おはようございます!
今日はクリスマス・イブ。
頭の中に流れてくる音楽は「真っ赤なお鼻のトナカイさんはー♪」
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、この歌ができたいきさつが、なかなか感動ものです。
シカゴに住む3人家族。
この家族のお母さんは病に倒れ、寝たきりの状態になってしまいます。
娘はお父さんに言いました。
「どうして私のママはみんなと違うの?」
困ったお父さんは、即興で次のように娘にお話しました。
『生まれつき真っ赤な鼻をしていたトナカイのルドルフ。
その赤い鼻のせいでいつもみんなに馬鹿にされていて、悲しくて苦しくて自信の無い日々を送っていました。
ところがあるクリスマス・イブのこと。
8頭のトナカイがサンタクロースを乗せて出発しようとしたところ、突然深い霧が立ち込めてきました。
「こんなに暗くては煙突を探すこともできない…」
サンタクロースは暗闇の中で出発することもできず、困り果ててしまいます。
その時、8頭のトナカイを一目見ようと集まっていたギャラリーが、なにやら騒いでいるのに気付きます。
注目の的はギャラリーの中に居たルドルフ。
その赤い鼻がピカピカ光っていたからです。
「これだ!」
と思ったサンタクロースがルドルフに近づいていくと、赤鼻を笑われていると思ったルドルフは悲しくて泣いていたそうです。
そこでサンタはルドルフにお願いします。
「君はみんなとは違う。でも、だからすごいんだ。君のピカピカの赤鼻はみんなとは違うけれど、暗い夜道を照らすことができる。だから役に立つんだよ!」
その夜、先頭を走るルドルフの活躍によって無事にプレゼントが届けられ、一躍みんなが一番憧れるトナカイになりました。
あんなに嫌だった赤い鼻、コンプレックスでしかなかった赤い鼻のおかげで、世界中の人気者になったルドルフ。
この年以来9頭でソリをひくようになり、その先頭で世界中に夢を運ぶお手伝いをしています』
神様に創られた生き物はいつかきっと幸せになることを、幼い娘、病と闘う妻、そして自分自身に言い聞かせたかった…
とお父さんは言ってます。
僕らは幸せになるために生まれてきたのです。
この3人家族も今頃きっと幸せな日々を過ごしていることでしょう。
皆様も楽しい最幸のクリスマス・イブをお過ごしください!

