おはようございます!
映画監督の入江富美子さんという方がいらっしゃいます。
この入江さんの息子さんが幼稚園の年中(4歳)のときの親子の会話です。
母「なぁなぁ、ママのすごいところ、どこ?」
息子「無駄なこともあきらめんとするところ」
母「ほんと!(うれしくてくいつく)どんな時そう思うの?」
息子「ママ、毎日何も変われへんのに、化粧してること」
そんなことを息子さんに言われた入江さんですが、ドキュメンタリー映画「天から見れば」という映画を製作されました。
また観ていなくて、記事で読んだだけなのですが…
日本のヘレン・ケラーと言われている大石順教尼と最後の弟子である南正文さんのドキュメンタリーです。
南正文さんは小学校3年生のとき、事故で両手を失い、
「自分はもう何もできなくなった…」
と絶望の淵に立たされます。
そんな正文少年が15歳の時に順教尼さんの弟子になります。
その時に言われたことが3つ。
「(南さんが住む)堺から(順教尼のいる)京都まで一人で来なさい」
「足ではなく、口を使いなさい」
「絵を描きなさい」
堺から京都までの道中、自分の代わりに切符を買って欲しい、と人にお願いします。
でも、手のない容姿をみて気味悪がる人、「人を当てにして」と怒り出す人までいたそうです。
それでも順教尼は
『世の中にはいろんな人がいる。神様があんたを生かそうと、そういう人と出会わせている。みんな先生だよ』
そういって順教尼から迎えられた南さんは、筆を口にくわえて絵の練習を始めます。
「やめたい」と思ったこともあったそうですが、順教尼からは
『できないことと、しないことは違う。習慣は第二の天性、個性だよ。だからこれからも続けなさい』
何もできないと思っていた正文少年は努力の末に1枚の絵を描き上げる…
「できない」という壁を乗り越えた、そんな感動ものの映画です。
一度観てみたいものですが、できない、できないと言ってないで、とにかくチャレンジすることの大切さを記事から教えてもらいました。
「できないことと、しないことは違う」
どんなことでも第二の天性、個性にできるんだ!と勇気をもらいました。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
参考文献:
「子どもはみんな天才だ!」 ひすいこたろうさん
みやざき中央新聞

