闘病の哲学 | 笑顔を引き出す心のスイッチ

笑顔を引き出す心のスイッチ

このブログを読んでくれたかたが、
ちょっとだけやる気が出た!
ちょっとだけ心が軽くなった!
ちょっとだけ笑えた!
と思ってもらえるようなブログになれば、と思っています。

おはようございます!


最近、王さん、長嶋さんについて書かれた本を読みました。
(最近、このブログへの登場頻度が高いお二人)


永遠のスーパースター、やっぱりすごいと思いました。



現役時代はもちろんですが、引退してからも輝きは変わりません。


王さんが胃がん、長嶋さんが脳梗塞。

お二人の闘病時代、王さんがこうつぶやいたそうです。

「俺は食べることが趣味。長嶋さんはおしゃべりが得意。

それなのに、俺は胃の全摘出、長嶋さんは脳梗塞のせいで、楽しみなおしゃべりがままならなくなった。

なんで俺たちが…

そう思わざるを得なかった…」


でも、それを跳ね返すのがスーパースター!!

ドクターストップがかかるほどのリハビリに励みますが、その裏にはこんな思いも込められていたそうです。


「我々が元気になることで、同じ病と闘っている人たちにも少しでも励みになってくれたら…」


王さんはテレビで料理番組ばかり観ていたそうです。

「もう一度、絶対にああいうおいしい物を食べるんだ」と思いながら…


長嶋さんは右手が不自由になったので、毎日、左手で写経を。

その結果、左手でもサインが書けるようになり、そのサインは「右手で書いたときよりもさらに味わいがある」とか。


「現役時代に人は俺を天才と呼んだ。でも、口はばったいけど、俺ほど努力した人間はいない。その姿を見せなかったというだけのことだ」by長嶋さん


王さん、長嶋さんは常にファンとともに生きている。

闘病生活でもその姿勢に変わりはなかったのですね。

まさに「人に喜ばれる生き方」そのものです。



お二人がいつまでもお元気で、そして再びグラウンドに立つ姿を見てみたい…。

心からそう思います。

今日も最幸の一日をお過ごしください。

※参考文献 「長嶋と王 グラウンド外の真実」