『思いやり』日本一!! | 笑顔を引き出す心のスイッチ

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このブログを読んでくれたかたが、
ちょっとだけやる気が出た!
ちょっとだけ心が軽くなった!
ちょっとだけ笑えた!
と思ってもらえるようなブログになれば、と思っています。

知人から聞いて、ネットで調べ、僕なりに文章を加工した実話です。
(画像もお借りしました)

甲子園でベスト8入りしたこともある大分県の楊志館高校。

野球部ナインから「あっこ」と呼ばれて慕われた女性マネジャー。

入学後すぐに野球部のマネジャーになり、野球部員のために洗濯や掃除を率先して行い、部員からも「とても明るく活発な子」と慕われたあっこさん。

そんな彼女が2年生の6月、上咽頭(じょういんとう)がんと診断されてしまいます。

その後、夏の県大会を控えたナインに余計な心配はさせたくないと、「入院中は絶対に選手たちと会わない」と決め、グラウンドに戻る日を信じて5か月に及ぶつらい抗がん剤治療に耐えたそうです。

必死に頑張る彼女の枕元へは、県大会を勝ち続けるナインからウイニングボールすべてが届き、甲子園行きを決めた決勝は会場にいた女性教諭が携帯電話で彼女に「実況中継」。



チームが勝利したときは病院の廊下で携帯電話を耳に押し当て、泣きながら選手たちと一緒に校歌を歌っていたそうです。

同級生の中で彼女だけが甲子園に行けず過酷なガン治療。

秋になり一度退院しましたが、翌年今度はガンが腰に転移。

「年を越すことはない」と宣告されてからは、治療を放棄し残された時間を選手たちと過ごすと決め、彼女にとって最後の夏の県大会初戦もベンチで見守ります。

残念ながらその年は、甲子園の夢はかなわなかったけど、「みんながいるから私もがんばれた」と笑顔でナインに感謝…

野球部の仲間たちは「来年、あっこと見よう」とグラウンドの花壇にチューリップを植えたそうですが、その年の秋にチューリップが咲くことを見ることもなく息を引き取ります。

葬儀の後、霊きゅう車はグラウンドのダイヤモンドを一周し、ユニホーム姿のナインは校歌を歌って別れを告げた。

入院中、目を開けられず、気道を切開して話すことも出来なくなった彼女が必死に画用紙に書いて部員たちに残した言葉は……「ありがとう」


... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート... ... 。。。 ハート

この話を聞いて感動したのはもちろんですが、僕はここに日本人の心『思いやり』を感じました。

『思いやり』の本質は見返りを求めずに『思い』を『遣る(やる)』こと。

陰で支えるマネジャーを支える部員たち。

野球の試合を実況中継したり、電話越しに校歌を歌ったり、霊柩車でグラウンドを一周したり、彼女と見るためのチューリップを植えたり…。

こんな『思いやり』の気持ちのある組織こそが真の意味での「強い組織」なんじゃないでしょうか?

野球の試合では負けてしまっても『思いやり』は日本一です!

僕たちの周りにも陰で支えてくれる人たちがたくさんいます。

町や職場を掃除してくれる人たち、ゴミを回収してくれる人たち、その他にもたくさん…そんな人たちの存在を無視して偉そうな態度をとってたらバチがあたりますね。

『思いやり』…そういう人たちがいてくれるからこそ、快適に過ごせることを忘れず、今日も自分なりに精一杯前進していこうと思います。

大型台風も近づいてるようで…十分にお気をつけください。