衆院選はすべての当選者が確定しました。自公が3分の2をとり、安定した政権が続きそうです。
今回は、選挙期間中も野党等から話題に挙げられた「モリ・カケ問題」について書いていきます。いつまでも引っ張らないでほしいからです。
この問題は中身よりまさに政局の道具にされていると感じています。
野党やマスコミの追及は、「総理が絡んでいるんだ」ということ(政局)のみで、仮に行政が歪められたとして、「どうして歪められたのか。その原因は？再発防止策は？」というところがないのです(政策)。
森友については検察が入っていますし、加計についても忖度はあったかもしれないが関与はないという結論になりそうです。
実は8月の段階で、安倍総理が国会答弁にて再発防止策をしています。うろ覚えですが、省庁間の話し合いには議事録や第三者の目を。というような話だったかと思います。
これこそ、どのレベルの話し合いが対象なのか、第三者の目とは具体的には？、実効性は？と突っ込みどころ満載です。
酪農や牧畜産業、獣医学界、香川県、希望した生徒、学生など当事者の方々には申し訳ないですが、この真相追究は多くの国民にとっては「小さいこと」です。そして、野党やマスコミの追及目的は当事者を守ったり、この問題を改善することではなく、「安倍下ろし」です。
経済、安全保障、社会保障、災害対策等々たくさん議論すべきことがある中では、些末なことではないでしょうか。議論するならば、次同じようなことが起きないように、ということを話してほしいです。