誘拐されたのは約3週間前春が近付いて暖かい日だった。
その日、私はいつも通りつまらない友達とつまらない話をしてつまらない授業を聞いていつも通りの変わらない道を歩いて帰る。
はずだった...
私が歩いている2~30m先に黒い車が停まった。
そこからガタイのいい男が3人と女の人が1人、降りてきた。
なぜだかこっちを見ている。私は、不審に思ったがそのまま歩いていった。女たちの横を通り過ぎたときだった。
「吉田芹那さんですね。」
なぜ私の名前を知っているんだ。私はこのおばさんのことを知らない。と思ったが特に通り過ぎる理由、、そんなことを言ってしまったら止まる理由もないのだが、私は止まり
「すみません。私、あなたのこと覚え...」
最後まで言い終わる前にお腹に激しい痛みが襲った。
私は身体を折るようにして倒れた。
女がなにか持っている。あれでやられたのか。あれはなんだ。
私はその結論が出る前に目の前が真っ暗になった。
「人狼ゲーム」③へ続く...