以前、「部活は、いらない!?」というタイトルで、書いた。

 

実は、このブログが、よくグーグル検索等で見てくれた人が、けっこういらっしゃって。

 

私の書いたブログ記事の中で、直近で一番アクセス数が、多い。

 

皆、中学生、高校生を持つ親が、私と同じようなことを、感じているんだなあと思った。

 

私は、今、現在でも、「部活は、いらない」と、相変わらず思っている。

 

 

 

理由その1 夏が暑すぎて、熱中症の恐れがある。

文化系だったら、熱中症の恐れは無い。だから、私は、もしどうしても部活をやりたいのだったら、文化系にしなさいと、言っている。

しかし、文化系の部活は、吹奏楽や、競技かるたのような、練習が必要なもの以外の、たとえば、理科実験部とか、天体観測部とか。そいういった文化系は、たいていすることがなくて、おしゃべりクラブになってしまうのではないかと思っている。集まっても、今日、何する?から、スタートだから。

 

一方、スポーツの部活は、屋外の部活でも、屋内でも、熱中症の危険がある。熱中症アラートで、原則運動禁止と、天気予報で、出ていても、部活はなぜか実施される。そして、その対策は、たいてい、手探りだったりして、不十分だ。

ゆで卵が元の生卵に戻らないように、熱中症で、熱された細胞も戻らない。だから、熱中症は、絶対に気をつけなければならない。命の危険をおかしてまで、部活をする必要は無い。

たとえば、部活で、キャプテンになったりしたら、多少具合が悪くなっても、休みますと言いずらいだろう。また、試合が近くなれば、暑くて疲れていても、なかなか休みたいと、言えないだろう。

また、部活の最中は、良くても、部活終了後の帰り道で、熱中症により倒れて死亡したというニュースも、目にしている。

 

昭和の頃は、熱中症なんて言葉は無かった。また、ネットが無く、情報も無く、成長するためにどうしたらいいのか。部活くらいしか、学生のすることが無かった。だから、学生時代、部活に励んだ。しかし、夏がこれだけ酷暑だと、生命の危険がある。

そして、その猛暑、酷暑対策が、とにかく、学校の部活は不十分だ。というか、人によって、熱中症のなりやすさみたいなものも、個人差があるし、対策は、とにかく運動禁止しかないのだと思う。しかし、熱中症アラートが出ていても、部活は行われる。だから、私は、自分の子供にも、運動系の部活はするなと、言っている。

 

 

理由その2 スポーツは、たいていやり過ぎてしまい、身体を壊す。一生使い続ける身体に、高校時代の部活で痛めてしまうなんて、おかしいと思う。一方、たらたらやっていると、だんだんと、つまらなくなってなんのために、放課後部活をやっているのか、意義が見いだせない。することないから。とりあえず、はじめてしまったから、やめるのが勇気がいるとか。

将来、指導者になれるとか、そういったスキル、技能まで身につくのだったら、意味があるような気もする。しかし、そのレベルだと、怪我との戦いだ。一生、身体に弱い、痛めた部分を抱えての生活を、送るくらいなら、部活はやらない方が、いい。

 

理由その3 

才能があっても、チーム事情で、試合に出れないとか。監督に気に入られないから、スタメンでないとか。そういう話を、たくさん聞くほど、スポーツをやらせたいとは、思えなくなる。努力が報われない。熱中症で、命を危険にまでさらしているのに、監督の胸先三寸、好き嫌いで、試合に出れたり出れなかったり。

 

理由その4 有名アスリートも、現役引退すると、自分自身がプレーすることは、なくなる。それっておかしくないか?そんなにそのスポーツが、好きなら定期的にやらなくては、落ち着かない、気が済まない状態になるはず。だが、現役引退すると、自分はプレーしなくなる。それって、勉強とか、他のことで優位にたてないから、そのスポーツだったら、人よりも優位にたてるから、していた。そう見えてしまう。オリンピックや、プロのアスリートも、現役引退すると、どうして、自分はほとんどプレーしなくても、よくなるのか?そんなに好きだったら、現役引退後も、プレーしたくてたまらないはずだと思う。たとえば、登山が趣味です。音楽鑑賞が趣味です。ゲームが趣味です。といったら、一生、暇を見つけては趣味の登山、音楽鑑賞、ゲームをするではないか。趣味レベルでも、一生離れられないのに、どうして、プロのアスリートは、現役引退後は、指導者になることはあっても、自分はプレーしなくなるのか?

本当は、そんなにそのスポーツが好きではなくて、人よりも、そのスポーツをすると、優位性を持てるからではないかと思えてしまう。現役引退後も、草野球とか、ママさんバレーとか、もっとやったらいいのに、しない。しないで楽しく暮らしている様子をインスタとか、SMSでプロのアスリートが発信しているのを、見ると。

 

そんなには、その競技が好きではなかったのかって、思える。

 

無理に運動系の部活は、以上の理由から、する必要が無いと思える。

 

また、文化系の部活も、吹奏楽、競技かるた等の練習が必要なものをのぞいては、集まりのたびに、何をしていいかわからなくなり、おしゃべりクラブになるので、わざわざ絶対に入るというほどでもないかと思う。

 

だから、やっぱり、部活はいらない、と、思う。