先ほど、「超多様性トークショーなれそめ」というのをNHK でやっていて、途中、同僚に晩飯に誘われたんで、NHK +で見終わりました。

超多様性トークショー!なれそめ 夏井いつきが語る「大人の恋」なれそめSP!https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2024033007421 




夏井いつき さんというテレビでもお馴染みの俳句の先生の話です。NHK +なんで1週間ほどしかリンクが有効でないかもですが。オンデマンドでやっているかもですが。



とっても示唆的で、素敵な話でした。



こんな感じで進んでいきました。

ぼくがいい話だな❗と思ったのは

まずは、つらいことがあったときに、それを言語化することによって、その出来事を客観的に見ることができる。いつきさんの場合は俳句ですね。



ご主人が肺がんを摘出したときつくった俳句ですね。





次に、いつきさんは中学校の国語の教師だったのですが、登校拒否の生徒とガッツリ関わって、そういう子供立ち3人を預かっていたこと。


そうして、ご主人の兼光さんの人柄と考え方がグッと来ました。


まずは登校拒否の子供たちですが、そういう子供たちは親との距離感が適当に保たれると落ち着いてくるそうで、この子はつらそうだなって思うと、「部屋空いてるけど来る?」って声をかけると目をキラキラさせてお願いしますって。それは両親のほうもお願いしますってなるらしいのですね。
親と距離を置こうとしてもそういう場所ってないですよね。いつきさんはその場所を提供されていたのですね。兼光さんもそういう子供たちを当たり前のように受け入れていたそうです。とても素敵な話です。








そして、ご主人の兼光さんですが、兼光さんに肺がんが見つかったとき、いつきさんはうろたえたそうですが、兼光(けんこう)さんはこう言ったそうです。


「物事というのは、いいことであれ悪いことであれ、必ずなるようになっていくもので、今、大騒ぎすることに何の意味もない」


そう言って、淡々の日々のことをこなして行ったそうです。
ぼくは、この兼光さんの人柄にまずは心をひかれたんですね。
ぼくは、うろたえる方ですからね。




そもそも、このご主人はいつきさんの俳句に惚れたんですね。つまり、才能に惚れたといってもよくて、あなたは100%俳句をやってください。その他のことは私がやりましょうと言って、料理からなんでもやって、いつきさんをサポートしてるんです。


ぼくも、何だかんだとうろたえるのではなくて、目の前の現実をほぼほぼ受け入れるようにしたいですよ。そうして淡々と日常をこなすんです。