これからの時代を表すよい言葉はないだろうか?と、つらつら考えていて時代のスピード感を現す言葉としてひとつ思い浮かんだ。


『スーパークルーズ』


という言葉。


「超音速巡航」といって航空機用語だ。


戦闘機に限定してもよいだろう。戦闘機が音速を越えて飛ぼうとすると大体ブースターで加速しないと実現できない。しかし、ブーストするために燃料が相当かかり実は現実的には無理だった。それが、F22ラプターなど通常運行でマッハが出せるものが開発されてきている。



さて、今の時代を見ていて色々なもののスピードが、早くって我々人類はどこへ向かおうとしているのか?その着地点すら描けない。


例えばウェアラブルということでいえば、今、アメリカのIT会社と日本のコンタクトレンズのメーカーが組んで、コンタクトレンズ型のウェアラブルが開発中である。ぼくらの視界に言ってみればスマートウォッチのような情報が現れる。もうそういうSF チックな話がそこまできている。


ぼくらは今後どうやって意志疎通をしていくのだろうか?

話をウェアラブルに戻すが、コンタクトレンズ型ウェアラブルデバイスにどうやって文字を打ち込むのだろうか?


最初は手で打ち込んでいたものが、やがて言葉が瞬時にコンタクトレンズに現れて、それだけでもかなりの進歩だが、ゆくゆくは考えていることが脳波がデバイスに現れてくるだろう。


その時点で我々のコミュニケーションは音を越える。言葉を越える。これはテレパシーの一歩前だと思う。



超音速巡航。


その時点でセカイは大きく変わっているはずだ。

考えていることが、言葉より先に伝わってしまうセカイ。もはやうそはつけない。ぼくはそうなってはじめてセカイはまとまってくるのでは?という淡い期待を持っている。


スーパークルーズな時代、

ぼくらはあざやかにクルーズしていけるのだろうか❗

これを来年に向けてのはなむけの言葉とします。


みなさん、よいお年をお迎えください。



ではまた