「すごかかえる」というタイトルだが、スゴカというのを漢字にしておかないJR 九州のSUGOCA というic 乗車券と間違われてしまう。なぜか、そのマスコットもカエルなんですね(笑
これからぼくが書こうとしているのは、登山をして頂上を目指す凄いカエルのことです。しかも集団で。
山を登るヒキガエルが知られるようになったのは10年ほど前だと言われる。
場所は宝満山。九州の太宰府にあります。
現在、「宝満山ヒキガエルを守る会」が結成されているようです。
「太宰府天満宮文化研究所」というところがあっておそらくここが太宰府のイベントなどを企画していると思われる。
ニコライバーグマンというフラワーアーティストを起用したフラワーアレンジメントの企画は近年ではとても秀逸だったと思う。
今回私がこの山を登るカエルを知ったのが、この研究所の季刊紙であったこともあるが、よくまとめられているので抜粋しながら紹介した方がよいだろう。以下「」内は抜粋箇所とします
「宝満山を登るカエルがいる。宝満山は九州でもっとも多くの登山者が親しむ山だと言われるが、まさかカエルまで❗種類はヒキガエルで、毎年5月になると、太宰府市内山地区二つの池でおたまじゃくしから子かえる変態し、わずか1センチの小さな体で山頂を目指し始める。距離にして2キロ、高低差600メートルを50日前後かけて登るというと簡単に聞こえるが、ヒキガエルのスケールに換算すると距離170キロメートル高低差5万メートルの途方もない大冒険だ。」
だいたい10万匹くらいで登り始めると、頂上までたどり着くのは1000匹くらい。
天敵も多いからねえ
全国から研究者がくるのだけれど、山に登るカエルがいるのは宝満山しかしらないという。
しかも謎なのはなぜ登るのかまだ解明されていないところだ。
そうして登頂したカエルはおよそ5年ほど山頂で過ごして、やがて産卵のために山を降りるという。
ロマンだよな~彼らはカエルの人生を賭けて山へ入る。運良く頂上を極めたカエルの回りにはどういう世界が開けているのだろうか❗
https://youtu.be/awnecYrgs0A?si=sPzQOzfaB19zL0qe
この動画にあるように、側溝に落ちたカエルが、登れるように石を置いたり木を掛けたりしてね、優しい気持ちに溢れてるんだな、あの山は。
ぼくらは日頃仕事に追われて生活してると自分達だけで、人間だけでセカイを歩いている錯覚に陥っているようだよね。
セカイは多様な生命で出来ている。そういうことをあらためて感じましたよ。
頂上に行ったカエルは5年も宝満山の頂上で暮らすんだよ。汚れていない清浄な空気を吸いながら、天上の神々に抱かれながら…
ちょっと羨ましくないかい?
ボクは麓の宝満山竈門神社には月に1度くらいは行くけど、まだ山には登っていない。
彼ら勇気あるカエルにdeemo のdream
という曲を送るよ
さあさあ、地上のぼくらは仕事をするかな❗愛するものたちのために、愛する自分のために。