完全無料で創作するパソコン音楽講座 [その2]


健さんがこれまで培った無料で創作するノウハウを、超初心者向けに出来るだけわかりやすく説明するシリーズの、第2回目です。


前回は最低限必要な『ハード面、設備』について書きましたが、今回は『無料で揃えるソフト』についての、第1回目の記事となります。

全てインターネットのサイトから無料でダウンロード、インストール出来るものを紹介して行きます。

まず『音楽創作用ソフト』と言っても、機能や役割にいくつかの分類があるので、それを説明しておきます。
(今日の記事は特に覚えておく必要は無いかもです)


その1
DAWソフト→「デジタル オーディオ ワークステーション」の略称です。

会社で言えば『本社機能』に例える事が出来ると思います。
パソコン音楽ソフトの中でもメインに使うものになります。

DAWソフトの各機能は
「楽譜 音譜」の役割をする「MIDI」と言う機能。
「楽譜、音譜」を読み込んで「楽器の機能」に信号を送って音を鳴らす「ソフト音源」と言う機能。
 「ソフト音源」で鳴った音を「オーディオとして記録」する機能。
「ボーカルの声や楽器の音を録音」する機能。
「『ソフト音源』や『録音した音』を加工する『エフェクト』」と言う機能。
「録音した音をバランスよく聴こえるように整える『ミキサー』」と言う機能。

などがあります。

まぁ、一つのソフトで色々出来るって事ですね。

今後少しずつ説明しますね

この機能の内、最初からDAWソフトに備わっているものもあれば、別に揃えて、連携して使うものがあり、後者のことを『プラグインソフト』と呼びます。
『プラグインソフト』はDAWソフトから直接デジタル信号を送受信する事が出来、あたかも一つのソフトの様に使う事が出来るのが特徴です。
会社組織で言えば『事務室』があったり『工場』があったり『営業所』があったり、中には別会社だけれども『販売店』があったり『フランチャイズ』であったりするけれども、一つの会社(ブランド)に含まれる様なものです。

それに対してDAWソフトソとは別に、ある機能だけに特化して、全く別のソフトとして働くソフトがあり『スタンドアローン』と呼びます。
『DAWソフト』からデータを取り出して『スタンドアローンソフト』に読み込ませて加工して、加工後のデータを取り出して『DAWソフト』に読み込ませると言う使い方をします。
会社組織で言えば、『外注さん』の様なものでしょうか⁈

まぁ、色々あるって事と、組み合わせれば色々出来るって事が分かれば今日の記事の目的は達成。

無料の音楽ソフトは有料なものに比べて様々な『機能制限』や『出来ない事』や『得意不得意』があったりしますが、複数の『DAWソフト』や『ソフト音源』『エフェクト』『スタンドアローンのソフト』を組み合わせる事によって、有料ソフトに近いところまで作り込む事が出来るようになります。

次回はその内の『DAWソフト』を紹介します