最初に「うつ病」と診断されてから、そろそろ10年近くなるかなぁ⁈

健さんがうつ病になる少し前から、「うつは心の風邪」と言うキャッチコピーが唱えられ始めた。

その言葉の意図は「誰でもかかる可能性がある」と言う意味だったのだけれども、世間の人々にはどうも「簡単に、すぐに治る物」と言うように伝わった面がある。

しかし実際にはうつ病の治癒には「時間がかかり、また再発率の非常に高い」病だった事が、自分がなって初めて気付いた。

先日「うつは心の骨折」と言う言葉を聞いたけれども、再発率の高さを考えると、それも少し違うように感じる。

健さんも自分のことなので、ここ何年か色々医学論文などを読みあさった事があった。

そして、脳内の機能が一時的にバランスを崩しているのが「うつ状態」
バランスが崩れたままなのが「うつ病」
バランスの崩れによって、脳に傷が付いてしまって、機能を失ったのが「うつ障害」

健さんは発病からの期間からみて「うつ障害」に当たるのかもしれない。

一度失われた脳の機能は二度と回復しないと教わっていたので、自分はもう回復の見込みが無いと言う事だった?

最近クリスチャン脳科学者の見解を読んだ。
その中で特に有益だった事は「一度失われた脳の機能でも、回復する事が出来る」と言う事だ。

今までの医学の常識と違う研究結果に「マジかよ」って思ったし、未だに治癒いていない健さんには、なんとも言えないのだけれども、以前には「治らない」と言われていた病気が、治療法が見つかった例は多々あるし、医者が「治らない」と言う時に「今の医学では治す事が出来ない」けれども、「どう言う理由か説明できないけれども回復した人はいる」と言う事例もたしかに沢山ある。

どうすれば治癒に向かうのか?
その研究結果が論文になっているのか?
翻訳したものがあるのか?
あれば読んでみたい。