こんにちは!
第2週担当 広島の認定講師 朝原奈津枝です。
それにしても、この冬は暖かいですね。広島でも先週、やっと今期の初雪を観測。観測史上も最も遅い初雪記録を、85年ぶりに更新したとか…。
今年も、異常気象(もう例年通り?)が続くのでしょうか?
さて今回は、子供への金融教育の必要性に絡めてお話しします。
今年に入り、某女子高より「お金の講座全5回」の依頼を受けました。
初回のテーマは『消費者教育』 消費者庁作成の教材~社会への扉~を使い、授業を進めました。
クイズを前に、なぜ今回消費者教育をするのか?理由を説明。
理由その1 2022年4月1日より成年年齢が18歳へ引き下げられる!
今回の参加者は、高校1年・2年なので、2022年4月1日になったら契約の世界では「大人」とみなされてしまいます。
成人になれは、親の同意なくクレジットカードを作り買い物する<自由>も与えられるけど、自分の買い物に責任を持つ<義務>も生じます。
「未成年取り消し」も出来なくなる訳です。
理由その2 信用スコア問題
まだ日本では進んでない信用スコア。ただ今後、キャッシュレス化やマイナンバーカードでの一元管理が進めは、日本も中国並みの信用スコアが幅を利かす社会になると思われます。
クレジット決済の滞納などで、「信用」を落とす事となれば、将来の就職や結婚などにも大きな影響が出る事も考えられます。
はい!彼女たちは真剣にクイズに取り組みましたよぉ(笑)
現在中学3年生以下は、18歳となれば否応なく「成年」となってしまいます。その時までに、しっかりと金融知識を身に付けていないと、大事になることは容易に想像できます。
ただ、残念ながら学校現場での金融教育は発展途上のまま
私たち、キッズ・マネー・ステーションの認定講師の出番はまだまだ続きます