皆様、こんにちは!
目指せFP3級!第2週担当の安田晶子です
もう11月だんだん寒くなってきましたね。
ただ、関東は今でも昼間は半袖でも過ごせる陽気
今日も暖かい一日でした。
さて、今月はマイホームとローンについて考えてみましょう。
消費税アップの前に、マイホームを手に入れたい・・・と
思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
マイホームは高い買い物。
1%でも支払う金額を少なくしたいと思うのは当然です。
だから、買うための資金準備が整っていて、良い物件を見つけたなら
マイホームを手に入れる!
という選択をすることは、間違っていません。
住宅物件は、見れば見る程、目が肥えるものなので
是非、探している方は、色々な物件を見に行くことをお薦めします
そして、探す時には・・・
ステキな広告につられて新築物件を見たくなるものですが
中古物件も見に行くことを忘れないでくださいね。
良い物件を割安に買うことができるかもしれません。
では、いざ、購入しようとすると、いくらの家が買えるでしょう?
ローンについて、しっかりとイメージを作っておきましょう。
例えば、3000万円の家なら・・・
3000万円 ÷ 35年 = 86万円程度
35年で返済するローンを使ったら、一年で86万円ずつ返せば良い。
毎月、7万円程度の支払いなら、家賃より安いな~
なんて、ボンヤリと考えていませんか?
実は、ローン=借入金 の利息って、すごく大金になるのです。
例えば、3000万円を金利2%で借り入れたとすると、
最終的な総返済額は約4174万円
利息分だけで、1174万円になります。
つまり、総返済額の3割が利息だっていうことです。
これにはちょっと、びっくりしませんか?
この場合、毎月の返済金額は、約9万9千円になります。
これは金利が2%で固定している場合なので、変動金利の
設定であった場合、途中で金利が高くなれば、返済額は
もっと上がることも考えられます。
35年の間には、金利が高くなったり低くなったりすることが
あるでしょうね。
それでは、返済期間が30年だったら、どうでしょうか?
借入金額3000万円で固定金利2%の条件で、30年ローンをした場合、
総返済額は、3992万円です。
利息分は、992万円。
返済期間を5年短くすると、支払わないといけない利息が
182万円も減ることになります。
ただし、この場合の毎月返済額は、約11万円・・
月に1万円以上、年間では13万円以上、上がります。
毎月、30年間支払い続けないといけないローンなので、
余裕を持った金額を設定する必要がありますね。
ローンを考える時には、こうして、色々な数字を使って
返済額のシミュレーションをすることが大事です。
返済の方法も、途中で変更したり、
繰り上げて、まとまった金額を返済する方法もあります。
マイホーム購入を考える時には、家を見に行くだけでなく、
この家を買ったら、どんな返済方法があるのか、
将来に渡って、どんなお金の使い方をしたら良いのか、
シミュレーションしながら、家を買った後の
ライフプランまでを描くと良いと思います。
もし、身近にファイナンシャルプランナーがいたら、
是非、ライフプラン設計を一緒にしてもらいましょう。
それではまた、次回をお楽しみに