2011年3月11日・・・忘れられない日になりそうですね。
今回の震災・津波の被害にあわれた方には心よりお見舞い申し上げます。
そして、救助・復旧・復興・事故対応に日夜尽力されている方々には、もう頭があがりません。感謝です。本当にほんとうにありがとうございます。
私は、震災当日は生まれて初めて帰宅難民になりました・・・って皆初めてだと思いますが・・・。
幸い3人の子ども達はご近所のお友達の家でお泊りできることがわかり、私は会社で一泊、お父さんは単身赴任先の長野から、停電で大渋滞の一般道を夜通しドライブして日付が変わる頃に家に戻ってきてくれました。
東北の親類の無事が確認できたのは先週半ば。
それでもまだ水が出ず、物資も不足気味の生活だとか・・・。
かと思えば、首都圏では店からモノが姿を消してしまう有様・・・
あまりにも広範囲にわたる、あまりにも複雑な被害で、呆然となっていた先週。
それは多分、直接被災された方だけでなく、この被害を映像で一度でも見た方なら誰もがそうだったのではないでしょうか。
でも今週になって気がつけば、孤立していた避難所を結ぶ道路のがれきは片付き、東北道の通行規制が全面解除され、物資輸送ルートを北海道経由で北からとか、日本海側から陸路でとか・・・
動き出してる!
原発事故の一進一退の攻防に息をのんで祈るばかりだった私達がしらない間に、黙々と復興の一歩を踏み出している方々がいたことに、感動しています。
また、日本人がこういうときにもパニックにならず、ルールを守って支えあっている姿に、世界中は感嘆と賞賛の声をあげています。
私も、震災当日の新宿界隈のものすごい雑踏の中でも、食料を確保しようとする大混雑のコンビニの中でも、少しでも秩序を守ろうとしている人々を見て、「まだまだ日本は捨てたもんじゃない!」と思いました。
少なくとも、平均的な日本人のモラルは、世界でもトップレベルだと思いました。
そんな日本に、世界中の人たちからお見舞いや励ましのメッセージがいろいろな形で届いています。
すでに第2週の安田さんもご紹介くださっていますね。
これらは、現在一番つらい思いをされている方々にはなかなか届かないかもしれません。
でも、私たちがそれを受け止めてパワーをもらって、そのパワーで被災者の方への支援を推し進めていければよいのかな、と考えています。
いろいろなメッセージがありましたが、私が一番驚き感動したのは、こちらです。
「がんばれ、日本!がんばれ、東北!」~The Independent on Sunday

イギリスの一般紙「Independent」の、震災直後の日曜版のトップです。
遠い異国の一般紙のトップ紙面でこんな風に応援されてるってこと自体、素直に感動してしまいました。
そして、今にぴったりのこのフレーズ。
You'll Never Walk Alone (あなたたちは一人ではない)
サッカーファンなら誰もが知るこの詩。もともとはミュージカルナンバーだったのですが、今はイギリスプレミアリーグのリバプールの応援歌として有名ですし、世界中のサッカーチームの応援歌として歌われています。
そう、みんなであせらずに、前へ進んでいきましょう。あなたはひとりではありません。