第4週担当の宮川朋子です。
今日はクリスマス・イブ
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
カレンダー上は(日本では)あくまでも平日なので、我が家はいつもと同じ生活・・・
ということで、毎年クリスマスに近い週末か23日の天皇誕生日にクリスマスパーティーもどきをやっています。
プレゼントはイブの夜にツリーの下に・・・というところは原則を崩しませんが。
今年も23日にクリスマスメニューにしようと、家族で出かけました。ものすごい人出
あの雰囲気を見る限りにおいては「不況」って感じがしないのですが、ふと思ったのは。
「安いものが増えている」
子ども服も新品で安いものが多いですし、食料品売り場では各種スイーツも安く、探そうと思えばもっと安いものがあるのではないかと思ってしまうほど。
これっていわゆる「デフレ」なんでしょうね~。
「デフレ」とは、物の値段が下がっていく現象のことです。
消費者としては安くお買い物ができてうれしいのですが、「なぜ安いのか」を考えると、恐ろしい「下へ落ちていくらせん階段」を意味します。
値段が下がる → 企業がもうからない
→ コストを下げようとして労働者の賃金をカットする
→ 収入が減るので物が買えない・物を買わない → 売れないので企業はさらに値段を下げる
→ ・・・・
結局、世の中のお金はぐるぐる回っているので、どこかでお金の蛇口がしまってしまうと、他へお金がまわらなくなるのですね。で、ますますお財布の紐がしぼられて、ますますお金がまわらなくなり・・・
どなたかが「経済で怖いのはインフレよりもデフレだ」と言ったというのをどこかで聞きましたが、本当にそうかもしれません。
お金は世間というからだを流れる「血液」のようなもの。それが止まってしまったら・・・
だからってわけではありませんが、今回のお買い物では普段買わないものまで奮発して買ってしまった私です。
それでも高価なものは買えないのが情けないところ。
本当に、世間は大波大嵐
ひきこもってこの波や嵐をやり過ごしたいところですが、この社会を変えられるのもまた人々の力
自分なりの立ち位置でじっくりと歩んでいきたいものです。