第1週担当の谷崎由美です
年功序列、終身雇用が過去の話になっていきそうなこのご時勢。
雇用問題、企業の内部留保などさまざまなことが取り上げられていますが、
そもそも会社とは誰のものなのでしょう?
経営者のもの?株主のもの?従業員のもの?お客様のもの?
たくさんの経験をしながら突き詰めていくと、会社とは社会のものだと私は思っています。
最終的には社会に役立つものやサービスを提供し、お客様に喜ばれ、経営者、株主、従業員が喜ぶという
単純なことなのですが、年数が経って会社が大きくなり仕組みが複雑になり問題解決が先送りになってますます身動きがとれないというのが今の状態なんでしょうか。
私は、「痛くない注射針」を開発した岡野工業株式会社の代表社員(笑)岡野雅行さんの記事を数年前に読んでから大ファンで私の「いつか会ってみたいリスト」ナンバーワンです
いつかお目にかかれるのを楽しみに著書はたくさん読ませていただきましたが、
その中に
「社員6人の規模を維持するのが、会社を大きくするより難しい」
「メタボと同じで会社も大きくなると昔の体型に戻れなくなる」
と、会社を大きくすると病気にかかりやすいということなのだとうなづいてしまう内容が盛りだくさん
確かに自分にも言えることですが、太るのは簡単、今の若さ・体力・気力・体型を維持するのが難しいですよね
岡野さんの「オレは社長ではなく代表社員」とサラリと言って、真摯に仕事に取り組む姿勢はまさに会社は社会に役立つものと言う当たり前のことを私に教えてくれました