第1週目担当の谷崎由美です
あるセミナーで「平等と公平」という話を聞きました。
同じようで違うこの意味は??
「平等」は学校や家庭の世界。「公平」は社会人になってからの世界という話でした。
学校や家庭内ではみんな平等に扱ってもらえるし、それが当たり前だと思っています。
なので、みんな頑張れば報われるということ。
しかし社会に出るとそうは行きません。
この平等を引きずったまま社会に出ると大変なことになるかも
何故かというと社会人は「公平」に扱われるからです。
具体的には頑張っただけでは報われないということでしょうか。
会社員だった頃、
①たいした努力もしていないのに上司にとても気に入られる同僚A子がいました。
②一生懸命努力しているのに、努力を認めてもらえず、むしろ怒られている同僚B子もいました。
私はA子をを要領のいい子だと思っていましたが、実は相手が何をして欲しいのかよく見る達人だったのだとこのときわかりました。
B子は、家庭や学校で平等に扱ってもらったことを引きずり、相手の事はお構いなしにただ「頑張った」のかと…
何をして欲しいか相手をよく見るA子と努力している自分を見て欲しいB子
社会に出たら、「報われる努力」をする人が評価され、「努力をしない」のはもちろん「報われない努力」をする人も評価されにくいのです。
その視点は「相手」に向いているか、「自分」に向いているかの違いです。
相談を受けていても、子供にはみんな平等にしてあげたいと思っているご家庭がほとんどです。
それは素晴らしいし、出来るならしてあげたいと思いますが、同時に「相手をよく見る」ということも「教育のひとつ」として、取り入れてもらえたらといつもアドバイスさせてもらってます