我が家にはこなみと諭吉がいます。



こなみはワンコみたいなにゃんこでとても人好きな甘え上手な好奇心旺盛なにゃんこです。



諭吉は体はこなみの倍ほどあって、怖そうな顔してるのに声は超高くてかわいい声だすの。超怖がりで超ビビりで人も苦手。



インターホン鳴るだけでいなくなる。他人が家にいる時は絶対に出てこない。



他人でない娘も年に1回しか帰ってこないので知らない人になってしまってて、年末年始帰ってきても逃げる隠れるタラー



やっと慣れてきた頃には娘はまた東京へ帰ってしまう。これが毎年恒例になってしまった(笑)



今はリビングで寛ぐようになったけど、テレビがついてるとリビングにも来なかった。高いところにも登らない。まずジャンプをしなかった。



なんでこんなにいつもビクビクしてるのか不思議だった。人間にイヤな事されたのかなと思ったりもしてた。



でも違ってた。



諭吉は目が見えてない。ぼんやり影がわかるくらい。その事に気づくのにだいぶ時間かかってしまった。




にゃんこの目って瞳孔が細くなったり大きくなったりするけど諭吉はそれがない。



いつも左右に揺れてる。ネットで調べたら眼振(がんしん)といって、前庭という部位(脳・神経の一部)の異常を示すサインらしい。



早く病院に行けばよかったのかも知れないけど、超怖がりな諭吉を病院に連れていく事が可哀想に思ってしまって。



嘔吐が続いたり食欲なかったり、おしっこでなかったりとかだったらすぐ連れて行くけど、食欲旺盛で毎日快便で元気だったから今はいいかと延ばし延ばしにしてた。



去年、牙がグラグラして根元が炎症起こしてたから意を決して病院へ。歯と目の事も診てもらった。



病院の先生曰く、おそらく先天性のものだろうという事だった。なので本人はそれが当たり前なので辛いとか苦しいとかはないそう。



ただ見えてない分、音で反応、判断するので知らない人の声や気配に対して過敏に反応してしまう。

模様替えや引越しはしない方がいいと言われた。



去年お母さんのベッドをリビングに置く時凄く心配したけど、しばらくすると慣れてくれたのかお母さんのベッドでくつろぐようになってくれた。



ぼんやり影を認識するくらいだからレイアウト変わればわからなくなってしまうもんね。



家の動線はわかってるから毎晩こなみと激しいくらい追いかけっこもしてる。



超怖がりだったから病院もストレスになるからと思って病院で診てもらうという事をしなかった。もっと早く気づいてあげれてたら治療法あっかかも。



諭吉のためにはどうすればよかったのか、どれが正解なのかわからない。



私じゃない飼い主さんだったら見えるようになってたかもしれないな。ごめんねゆき。



私たち家族はこれまで同様に、これからも穏やかに安心して過ごせる環境を保っていきたい。



今年で9歳になる諭吉。この前の病院の血液検査は異常なく健康ですよと言ってもらえた。



連れていくの大変だけど、健康に過ごしてもらうために年1回は健康診断しなくちゃ。