今日は子供の授業参観に行ってきました。
今しか見れない学校での子供の姿を見たい!
そんな気持ちが強く仕事休んじゃった(笑)

今日の参観は何の教科をするのだろう。
国語?算数?それとも理科社会?
しかし教科を聞いて愕然とした(;゚∇゚)
まじか?!

道徳

まさか道徳だとは・・・
子供の頃、道徳ってしょーもなくて、おもしろくなかったイメージしか思い浮かばない(*_*)
せっかくの参観だというのに・・・

そんな気持ちのなか授業参観が始まった(^-^;


「うばわれた自由」

森の規律を守る森の番人ガリューと規則を守ろうとしない王子ジェラールの物語。

ある日の夜明け前、森で銃声の音を聞き密猟を取り締まる為に番人ガリューが現場に行くところからはじまる。
そこで出会ったのが王子ジェラール率いる3人。

ジェラール決まりは知っている。遊びだ。私は、この国の王子だ。捕らえられるものなら捕らえてみろ。やりたいことができなければ、つまらないではないか。お前も自由に暮らしたいだろう。
固いことを言うな。人はみんな、したいことを、したいようにできる自由なくらしを望んでおるのだ。

ガリュー王子様の自由とは、わがまま勝手というものです。自分さえよければ何をしてもよいというのでは、周りの者は迷惑です。そんなものは、本当の自由ではありません。

ガリューが必死に訴えるも、ジェラールの逆鱗に触れ牢屋に入れられてしまう。

やがて国王が亡くなり王子ジェラールが王となる。
したい事だけしたいようにする事が自由と考える王はいっそうワガママになる。
いつの間にか国中の人も勝手振る舞うようになり世の中は乱れてしまう。
そんな中、王は裏切りにあい、王座を奪われ牢屋に入れられてしまう。

牢屋では森の番人ガリュージェラールが再開する。
ガリュー「あなたさまもとうとう自由を奪われてしまいましたな。」

しばらくして、ガリューは、牢屋から出されることになる

ガリュー「あなた様がそこから出られる日がきたら、一緒に本当の自由を大切にして、生きてまいりましょう。」
と言いつつ去って行った。

これが大体のあらすじ。

自由とは何なのか?
大人の私が考えさせられてしまった(^-^;

王子の自由とは何か?
ガリューの自由とは何か?
すべての自由を奪われてしまったジェラールは何を思ったのか?
本来あるべき自由とは何なのか?



子供達が考える以上に考えてみました(^-^;

人は皆、自由気ままに生きていきたいと考えているもの。
自由であるからこそ、自分の事だけを考え行動し何事にもとらわれないのだろう。
しかし、それは本来あるべき自由ではない。
自分勝手な行動は他者の気持ちも考える事もせず、周りの人達に迷惑をかけてしまうだけ。

では本来の自由とは何なのか?

自由とは、自分のしたいことだけをするのではなく、自分のわがままな気持ちを律し、周りに与える影響を自覚した上で、責任をもって行動をしていく!
それが本来あるべき自由なんだと思う。


よくたった一度きりの人生なんだから。
自分の好きなように楽しんで自由に生きる。
なんて、よく聞いたりする。

しかしこれは自分勝手な行動ではないだろうか?
人は皆、誰かに支えてもらって生きている。
決して一人ではない。
自分の好きなように生きると言う事は、必ず何処かで誰かに迷惑をかけてしまっているのではないだろうか?

本来の自由とは何かを改めて考え1歩でも前進した私になれるようにしていきたいと思った(^-^)

子供の授業参観なのに、自由とはなんなのか、物凄く考えてしまった(^-^;

最近の私ってどうなのだろうか・・・

たまには自己啓発するのもよいなぁ~