桜の季節もあっという間にすぎて

5月になりました

 

久しぶりの更新です

 

夫(娘にとっては父親)の突然死のあと

舞台活動を休止していた娘

 

この5月に約1年半ぶりに

舞台に復帰します

 

以前からお世話になっている

”チーム花時”さんの

【REPAIR】

5月18日(木)~21日(日)

JR三鷹駅前にある

武蔵野芸能劇場小劇場

 

詳細はこちらから

 

 

 

娘にとって父親の突然死が

どれだけ大変なでき事であったか

 

その胸の内は私の想像を

遥かに超えているのだと思います

 

何故なら

夫の死を最初に知らされたのは

別居中の私ではなく

舞台に出演中の娘だったから

 

夫と連絡がとれず心配した夫の友人が

唯一連絡先を知っていたのが

娘だったのです


 もちろん私と夫とは連絡がとれますが

普段から子供の卒業進学とか怪我とか

大事な事以外は

連絡を取り合っていませんでした

 

その時の舞台は今回と同じ

”チーム花時”さんの作品

 

舞台の期間は4日間

亡くなる3日前、初日の夜公演を

夫は友人と一緒に観に来ました

 

めずらしく

「とても良い演技だった」

とLineで褒めてくれたそう


その翌日も観にくる予定でしたが

腰の調子が悪いからいけないと

連絡があったそう


その翌々日

千秋楽の日

マチネ公演を終えた時間に


その友人の方から

夫が急逝したと

娘の携帯電話に

連絡が入りました


ソワレ公演を目前に控えており

娘は舞台を務めあげました

 

「役者は親の死に目に会えない」

とは昔から言われている事です

それだけ役として舞台に立つことには

責任が伴うということでもありますが

 

まさかこんなに若くして

そんなことが娘の身におこるとは

 

千秋楽の舞台で自分がどうだったのか

「記憶が無い」と後に話してくれました

 


娘の胸中はいかばかりだったのか

 

 一周忌がすぎて


昨年の暮れあたりから

少しずつ友人の舞台を観に行ったり

ワークショップに参加したりと

活動を再開し

2か月ほどの稽古期間を経て

漸く舞台に立つ姿を見る事ができます

 

とても楽しみにしています

 

きっと夫も観にくるはず。。。きっと