夫の新盆を迎えました


盆の入りより少し早めでしたが


息子の夏休み中の予定と

日程を合わせて


10日の夜中から

13日まで

夫の故郷へ帰省して

納骨式を行なってきました


私と息子が交代で車を運転

娘、夫(遺骨)と4人での

最後の旅でした



私は10年ぶり

娘もほぼ同じくらい


息子は高校生までは

時々夫と一緒に

帰省していたので

4年半ぶりくらい



別居するまでは

年に3回は帰省していた

懐かしい義実家へ


義母が健在で

一人で家を守っています



片道420kmのロングドライブ


向かう途中も


帰省の時に立ち寄った

懐かしい場所を

いくつも通り過ぎ


子供たちが小さかった頃の事や

当時健在だったペットの柴犬も

一緒に移動した事


その時のエピソードや

会話などを

沢山思い出しました



義実家は以前と変わらず


義母は年齢を重ねても

目も耳も記憶力なども

衰えずにいて元気です


12日に

亡き義父の眠るお墓に

住職さんの読経のもと

無事に納骨を済ませました


息子の手で

夫の重たい骨壷を

お墓の中に納めます


お義父さんの遺骨も

先にそこに居られて


不思議だけれど

夫はそこに帰ったのだという

少し安心したような

気持ちになりました


義母も

『これでひとつ落ち着いたね』と。



けれど、

子に先立たれた義母の悲しみは

私には計り知れません


夫の遺影を家に置きたがらない


あれば亡くなった事を

嫌でも実感してしまうからでしょう


若い頃の息子家族の写真があるから

それで良いと言う義母


その気持ちを思うと

言葉もありません



少しばかりの

分骨をして頂き


13日の夕方に義実家を出発


自宅付近は台風直撃でしたが

関東に入る頃には

台風も過ぎ去り

風雨にさらされる事なく


小さな骨壷になった夫と共に

自宅へと戻りました